懐かしのテレカ&AISANSTARカラー
前にも書きました、テレカを撮影してみました
花とゆめのは、まだカラーテレカがなかった時代のものですね…
あとは角川書店の「クラウン・ゴール」です
横向きのはイラストは原画はB3の巨大見開きイラストです!
もうすっかり忘れてました…
右の2枚は角川書店「ASIAN STAR」 左は秋田書店「空の国から来た天狗」
右上のレイアは ミステリーDXの雑誌表紙になったもので
それのテレカですね
右下は全プレで 勝手にマキの白雪姫イラストを描いてしまい(笑)
編集長が「やつの勝手にやらせるなあ~!!」と頭をかかえ、
担当嬢がお叱り?を受けた思い出のイラストです
左の天狗のは コミックスと雑誌両方の応募券があれば10種類くらいある
図柄(作家さんもたくさんいます)から選んで応募できるというのだったと思います
で、光栄なことに「王家の紋章」の次に人気があったそうで
再版したそうです(ただし版ずれ起こしてるんだよね、これ…
版ずれとは、カラーは4色分解するんですが、微妙にそれぞれの色がずれてる…
という最悪の現象です)
ただし! だからといって、コミックスが売れた訳ではなく
あくまで「図柄が人気だった」だけだ
…と担当嬢に言われました… い、いいんです… 図柄だけでも…(泣)
それで、ASIAN~のコミックス電子化の時に
一部のカラーだけを電子化したので、そうだ、せっかくだから全部電子化して
公開しようと思い… そして後悔しました…
あるはあるは、まったく記憶にないカラーがわんさか!!!
とくに予告カットが毎回でしたから角川作品はカラーが多いんですよね…
あと電子化を思い立ったもう一つの理由は
このときのボードが(クレセントボードの中目)ちょっと、出来の悪い
「はずれ」紙にあたってしまい、いつもと感じが違って塗りにくかったんですが
(この紙、ななめにするときれいな、ななめの模様が見えるんですが
それがもとのコットンをプレスしたあとだと思うんです
そのプレスがない状態? という紙でした)
そのせいか劣化がひどく、これよりも前の時代のカラーは全然なのに
ほんとうにASIAN~の半分くらいは、このはずれ紙のせいで
カビがはえてる?? 真っ黄色?? 白い部分がない…
という悲しい原稿になっておりまして、これは早く電子化しておかないと
どうなるかわからないな… という状態でした
(コットンなので、自然紙ですから…)
それで今回電子化を思い立ったんですが…
この汚れを取り除いて電子化するのがもう大変でした!(泣)
あまり明るくすると色まで消えてしまうので…調整がもう、ほんとうに大変で~
しかも枚数が多い!
しかし思い立ったんだから、見開きのカラーもやろうと頑張りましたよ~~~~~~!
そしたら記憶にない イラストが…↓
これです!(原画の写メです)
コミックスを見直したら、 中心に左端のアレスティアがきてまして
かわりにコミックスカバーの表3にこのアレスティアカラーが使われておりました
で、このカラー、雑誌掲載の時にポスターみたいになっていたんですね~
さっそく取り出してみると…
あ… なるほどね… レイアとマキを大きく持ってきて両端に配置したんだ~
…忘れてましたW このままコミックス化されたから アレスティアが真ん中になったのね…
裏側はこんな感じ♪ アレスティアのキルトとバグパイプを描くのが
すごく大変だったことだけは覚えてます…
たしか、カラーの軍服も担当嬢のリクエストで何種類か用意させられたんだよな…
マキの千歳飴の図柄は、コミックス担当の子の、子供の時の写真を参考にして描いた
…と思います…(担当嬢も写真を用意してくれたんですが、図柄がいまいちでしてね・笑)
こうしてイラストを見ていると、だんだん当時のことが思い出されますね~
この連載は、毎回読者のリクエストによるイラストも描いてまして
上のイラストもそれの一枚です
このリクエストイラストも大量にあるんだよね(笑)
きっと記憶にないイラストだらけだな~~
こちらもなんとか電子化したいです…
ということで!
苦労して巨大原画を家庭用プリンター(とほほ)で取り込み、調整、合体させたものが
こちらです~~~!!
じゃ~~~ん!
かなり原画に近い色合いです!
そしていわくつき?のマキの白雪姫イラストは
(こちらは横向きですがB4の紙に描かれてます)
なつかし…(笑) こんなイラストを全プレにする当時の私の決断力がすごい
自分を尊敬するです…
さらに予告カットにも
ハイホ~ハイホ~♪
予告にまで描く私、めっちゃやばい~~~~~~!
で、これだけカラーがあるので、ホームページの新しい項目を作って
白泉社時代 角川時代 その後 の3つにわけて
順次カラーをすべて電子化!
なんて頭で考えたんですが… もう
もうAISAN~だけで疲れ果ててしまいまして…
ネットにあげすぎると著作権の問題も心配だしで
これは「椎隆子オールカラー図版集」をやっぱり出さないとだめかな~
と考えております
でもこれほとんど作業は私で、編集のやる作業は配置するくらいだよな…(泣)
ま、まあ、気長に待って下さい!
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