雪月花の舞い人 第10話あらすじ

ミステリーブラン2020年8月号掲載(7月3日発売)

いよいよ最終話第10話になりました

久しぶりの紙での長い連載でしたが、無事に終わらせることができて

ほんとうにほっとしました…

ではあらすじスタート!


寮のクリスマスパーティーの日 香は阿久津から逃げていました

距離を保たないとまずいと判断したからです

香のコスプレシリーズ第2弾! 前回はシスター、今回はサンタです★


しかし逃げていた阿久津に捕まって 頭痛がひどい、助けろと言われますが…

あんた、その頭痛は自業自得でしょ…

散々妹を苦しめて追い詰めてきて、それでもなお妹にすがる阿久津(勇)…

そしてこの人は 阿久津を追い詰めます!

雪月花の能面を奪還し、ある秘密を阿久津に言うのですが…

そして阿久津を学園のサッカー場に呼び出します

この連載10回もありましたが 実は阿久津と桂って、対峙したことがないんですよ

これがお初!

苦手な勇の能管の音が聞こえてきて、パニックになる阿久津…

その頭痛には秘密が…

能管を吹いていたのは、兄を想う香でした

そのままふらふら公園をさまよっていると、目の前に阿久津が

(でも黒髪で勇です)

そう、阿久津は勇 勇は阿久津なんです 

とそこへ あの人が…  あの人は実はラスボスでした!

あわれ、阿久津 銃弾に倒れる~

必死に助けようとする香と桂

しかし時間はもうなく 勇にもどった阿久津は最期の言葉を香にかけます

すべては自分の欲のためだった そして好きでたまらない

「あこがれ」でもある香のために…

妹好きすぎでへんになった、ともいえます…

兄の死がうけいれられない香 その強い想いに心を動かされたのは…

雪月花の能面

以前銀行のコンセルジュが言った通りです

「あなたの強い思いで小面たちの心を動かせ」と…!

そして 奇蹟がおきます

小面たちは香に「すべて」である三つの言葉を与えます

生き返った勇

そばには「月」の小面が笑ってました

そして「雪」と「花」はもとの持ち主へ

「月」は日本銀行の奥深くへそれぞれ還っていきました

再び長い眠りについた「月」の小面

その胸中はいかに…



この連載は基本32Pでしたが 今回だけは43ページでした

一人で描いてるから結構大変でしたが 下書きだけは早くなりました…


三つの小面たちが 兄妹に与えた「すべて」は

阿久津の描いたすべてを無に帰すものではなく

妹の願いである 未来に一筋の光が差す やり直せる未来でした


とはいえ勇はかなりの悪事をしてますからね

どのように反省した人生を今後送るのか?

いきなりはげ頭にして(笑)仏門に入ってもいいかもとか思ったり…

それでも香はいつまでも兄を慕い、ささえていくんでしょうね

そして将来は… 桂とくっつくか!?(笑)


桂は義兄が勇かと思うと 躊躇するよね~

なんせ重度のシスコンだし


ともあれ 最後までお読みいただいた方には感謝いたします

前にも書きましたが この作品は元はララ時代に考えたネタで

(詳しくはこちら

かなり長い時を経て世に出せることになりました

諦めてはいけないのだな~ と思いましたよ!

いまどき貴重な紙での連載になったんですから


連載中はデータのモアレ問題とかありましたが

その後製版所のかたが頑張って下さって どんどんきれいなデータになりました

きっと私のマンガのくせ?のようなものを掴んでくれたんだな~なんて

思っておりました


ミステリーブランの編集氏やまんが王国の担当嬢にもお世話になりました

ありがとうございました!


まだまだ配信は続きますので 楽しみにして下さい~


椎隆子公式ブログ&HP colors club jr.

漫画家椎隆子のブログ&HPです 仕事情報中心です (ホームページは順次作成中!) スマホからの人は右上の≡をタップしますと、HPの全メニューが表示されます できればパソコンから見てね!最新情報はPROFILEをご覧下さい 2018年9月開設

0コメント

  • 1000 / 1000