7月は祝!漫画家業40周年
いきなりすごい映像が!!(笑)
椎隆子、1984年7月発売の 別冊花とゆめ夏の号でプロデビューしました
(19歳でした ということは2024年現在は還暦手前……)
今年の7月でついにデビュー40年です
記念に雑誌の刷りだしを写メしてみました……
デビュー作から40Pももらい、さらにカラーが2Pももらえたんですよね~
厚遇ですわ
ちなみにこのカラーの2p目は、電子書籍「ファントム鎮魂歌」のおまけの
プチイラスト集の中に入っておりますのでご覧下さい
なんかカラーの書き方がよくわからなくて、大学の帰り、池袋西武で
ルマのカラーインクを大量に購入して頑張った記憶が……
とにかくこの初期の「エキゾチック・TIGER」と「夜も、昼も」は
恥ずかしくて恐ろしくて(笑)全く読み返してないんですよね~はああ
でも、今刷りだしで見ると、雑誌なので他雑誌の広告が掲載されていましたが
この当時の少女漫画の他主力絵柄を見ると、
この絵でもかなり先端な絵柄、センスだったと思います……これでも……(汗)
そして40年、いろんなジャンルを描いてきましたが
基本的に変わらない設定は、「男主人公には必ずお付きの人がいる」でしょうか
要するに、執事兼ボディーガード的な男が男主にはいるんです
今連載中のの「旦那様は~」も同じなので、これはもう「椎隆子漫画」を語る上で
外せない設定なのかもしれません
こだわっているわけではないのですが、いつもいるよなあ~
逆ボディーガードは「エイジアンスター」とか(笑)
女の子が主人公になると、お相手の男がそれと同じ役目をするんだと思います
そう考えると、この40年進化はできているのか??と突っ込みたくなります
基本は変わってないと思います…… 絵柄はそのつど、かなり変わってますが
そういうわけで、よく40年も頑張った!!
偉いぞ、自分!!(*^_^*)
~記念に、なにかイラストでもと思ってます
まもなく「旦那様~」第8話原稿がアップしますので
次に入る前になんとか、1枚くらいは描いてみますね
あいね、谷国、ともえ、それと夜も昼ものメンバーあたりかな
このプロ第一作品が掲載されました雑誌は和田慎二先生の特集号でした
実は私、和田先生のプッシュでデビューできました(笑)
当時のアテナ大賞(白泉社漫画大賞?)の第3席に入選し
それが3月発売の別冊花とゆめに掲載されましたが
(「黒い瞳は永遠に」です これは「夜も、昼も」第1巻巻末に収録されてます)
そのヒロインを和田先生が気に入って下さり、「女の子がかわいい」と
押して下さったのだそうです (編集から聞きました)
元祖おたくの先生に女の子を認めていただけて、光栄です!
若い頃は、とにかく男が描きたい、BLが描きたいでしたが
(当時BLという言葉はまだありませんでした)
今は女の子が描きたいに変化しました
これね、歳取ったせいなんだよねえ~
自分が老いてしまって、着れなくなった服とか着せたいんだよねえ
若く、かわいい子を見るのが安らぎなんだよねえ~
←自分の顔が残念なことになってきてるから なんとかしたい、このほうれい線!!
デビュー当時は40年後、この私が「旦那様~」みたいな作品を描いてるなんて
想像もできなかったと思います
いや、描く以前に40年もやってるなんて思わなかった(笑)です
どうやって続けられたんだろ??
自分で言ってたら世話ないですね~ (^_^;)
とにかく毎日毎日こつこつ……こつこつ……
が40年になった、ということかなと思います
そして、前にも書きましたが、そのとき描きたいものを描く
で40年続けられたのは、本当に幸せだったと思います
とはいえ、さすがに体力的に連載はきつい感じになってきましたので
あと少し、頑張って ピアノと旅行の年金生活に!
なんて人生計画立てています…… 優雅な老後ですわ
なんせアナログやってると、いつトーンがなくなるか死活問題だし(泣)
この時期、汗で線がにじんで、ホワイトだらけになるしで大変だし
かといってデジタルは画面を長く見続けられないのでだめだし
(むちゃくちゃ目が疲れます)
まあ、好きだから苦ではないんですけどね!
先生まだアナログなんだ~大変だなあ~という気持ちで画面見て下さい♪
とりあえず 祝40周年企画を今月はやりたいと思ってます
よろしく m(_ _)m
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